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助成事業を通じた「市民事業・市民活動」支援の取組み
神奈川県
生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープ
ボランティア活動やNPOに期待が寄せられる中、生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープでは地域貢献活動の一つとして、助成活動を通じた神奈川県内の「市民事業・市民活動」支援の取組みを行っています。
『市民活動応援プログラム』の具体的内容や今後の展望について、理事長の齋藤文子さん、運営本部機関運営部の薩本史朗さんにお話をお聞きしました。
『市民活動応援プログラム』発足のきっかけは?
2000年に県内生協の合併(けんぽく生協と生協ゆい)にともない、「パルシステム神奈川ゆめコープ」として新たなスタートをきりました。地域に密着し、地域から支えられてきた生協として、どういう形で地域に還元できるのか――。
そうした議論の中から策定された「ゆめプラン21(第1次中期計画)」で、“地域密着型の事業と活動を推進する新しい人材育成”と、“生協の枠組みを越えた地域の課題解決”を目指すこととなり、神奈川県を拠点にさまざまな分野で活動しているNPO(民間非営利組織)、ボランティア、ワーカーズ等を資金面で支援する「市民活動支援金制度(現在の「市民活動応援プログラム」)」を同年に創設しました。
今年で8年度目となりましたが、2006年度については22団体に総額約330万円の支援を行っています。
齋藤さんと薩本さん
同プログラムの特徴を教えてください。
対象をパルシステム神奈川ゆめコープの組合員に限定せず、広く応募を呼びかけています。活動内容も分野を問わず、幅広く活動を応援するプログラムとしています。活動のスタートを応援したいという観点から、1団体あたりの支援金額の上限を30万円とし、多くの団体に助成できるようにしています。
プログラムの特徴は、「選考時に組合員が参加している」こと。組合員に応募団体の紹介をし、注文用紙に商品を注文するように組合員個人から応募団体への賛助金が受付けられるなど、生協ならではの参加形式があります。この受付結果から、組合員がどのような分野に興味や関心を寄せているかが見えてきました。
課題はありますか?
助成した後の団体とのネットワークづくりが大切だと感じています。また、組合員へ知らせる活動とともに、生協で働く職員にももっと知ってもらえたら、と思っています。
パルシステム神奈川ゆめコープとしての今後の展望は?
「食の安心・安全」はもはや生協だけのものではありません。だからこそ組合員との信頼関係を大事にしたいと思います。現在取り組んでいるのは、組合員が生協の経営について一緒に話ができる「エリア経営会議」、社会的課題に取り組む「課題委員会」、組合員が教え学びあう「コープYOU&MEカレッジ」、暮らしの中のお金にまつわるアドバイスを行うLPA(ライフプランアドバイザー)活動や保育など助け合いの「コミュニティー活動」。また、特に食育には力を注ぎ、「食育リーダー養成講座」、「食育実践プログラム」などの人材育成、NPOと連携した地域活動、農業体験や産直産地・小田原との交流事業などです。
こういった活動の一つ一つが当生協の理念である「生命(いのち)を愛しみ、自立と協同の力で、心豊かな地域社会を創り出します。」を具現化したものであると考えています。今後も組合員一人ひとりが、“心の豊かさ”や“生きがい”を感じられる地域社会づくりに貢献し、「くらしに役立つ生協」として役割を担っていきたいと考えています。
生活協同組合 パルシステム神奈川ゆめコープ
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