http://www.rokin-ikiiki.com/
コミュニティレポートへ戻る
東京都
特定非営利活動法人 ことばの道案内
「視覚障がい者にとって『外出』は、社会参加と自立のための第一歩なのです」と話すのは、特定非営利活動法人ことばの道案内(通称:ことナビ)理事長古矢利夫さん。『ことナビ』では、WEBや携帯電話を通じて、最寄駅から目的地までの道順を音声で案内するサービスを提供しています。古矢さん自身も中途失明しており、一人でも多くの人たちが外に出てほしいという願いから活動を開始しました。
1995年、古矢さんは、視覚障がい者のためにパソコン教室を立ち上げます。音声ソフトが開発され、講習を必要としていた人たちが大勢いたのです。しかし、ビルの一室を借り活動拠点としたものの、そこを訪れる障がい者は、ほとんどいませんでした。
「結局は、ボランティアが自宅を訪問し指導をしていました。これでは、ますます家の中に閉じ込めることになりますよね」
理事長の古矢利夫さん
現地調査のようす
「音声による道案内があれば――」2003年、仲間とともに「ことばの道案内協会」を設立。東京23区内の公共施設を中心に「言葉の地図」作成に乗り出します。
「全ての地図は、ボランティア会員が現地調査をして作っています。必ず障がい者と晴眼者がチームを組み、お互い気づかないところを補い合いながらやっていますよ」
04年には、さらなる活動の普及を目指しNPO法人化。現在、会員は約50名、HPで公開している地図も228件に。区役所や病院、銀行などの他に、映画館やおいしいラーメン店まで幅広く案内しています。
「アクセス数は毎月2万件。また、視覚障がい者の7〜8割が『ことナビ』を知っているという報告もありました」
現地調査のようす
定例ミーティング
階段数や道幅も詳細に案内している『ことナビ』の地図は、視覚障がい者だけでなく、車椅子の方や目の不自由な高齢者からも利用されているそう。『ことナビ』の活動は、着実な広がりをみせています。
「今後は、GPS(全地球測位システム)や地上デジタル放送を利用した『ことナビ』を提供していきたい。そうすれば、より正確な案内が実現するでしょう。日本全国で「言葉の地図」が利用されるといいですね」
特定非営利活動法人 ことばの道案内(理事長:古矢利夫)
〒114-0023 東京都北区滝野川7−2−7 藤和板橋コープ101
TEL・FAX 03−3916−0300
中央ろうきんでは、04〜06年、特定非営利活動法人ことばの道案内 『言葉の道案内 作成・普及活動』を助成しました。
このサイトは、Netscape Navigator6.0、Internet Exproler5.5以上でご覧ください。
Copyright©2002-2007 Chuo Labour Bank