70歳でITベンチャーを 03年からは、栃木県の委託を受け、コミュニティ・ビジネス講座を開催した。NPOの基礎知識から活動分野、理念とマネージメント、申請の方法から会計実務、情報戦略までの356時間にわたる実践的な講座では、自らの失敗も含めた経験を伝えた。
「80人の受講者のなかには、社会福祉や国際協力などのNPOを設立した人が6人、ドッグトレーニングや自然食の惣菜屋などコミュニティ・ビジネスを起業した人が10人います」
05年には、市民メディア事業にも進出。栃木ケーブルテレビで放送される番組を、市民の視点で独自に取材・制作している。番組では、視聴者が地域の情報を共有できるよう、地域の魅力や課題を伝える。そのため毎回、ボランティア団体やNPOの活動を紹介。視聴者の市民活動への参加を促すことによって市民活動を強化する役割を果たしている。
荒川さんは番組の取材を通して、ボランティア団体やNPOのデジタル・デバイドに気づいた。その課題解決には、自らコミュニティ・ビジネスを起こそうと考えている。
「彼らの活動を支援するためにも、市民団体が使いやすいツールを開発し、3年後、70歳までにはITベンチャーを立ち上げたいと思っています」
これまで数々の活動を成功させた荒川さんなら、この夢もきっと実現させることだろう。
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| パソコン教室:講師もシニアが担当 |
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| 代表理事の荒川恒昭さん |
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