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千葉県
コミュニティバスで住みよいまちづくりに挑戦
 
特定非営利活動法人 ライフサポート波岡
 
 1970年代、千葉県木更津市は、都内への通勤圏内として、ニュータウン開発が進められました。約4千戸からなる八幡台・大久保団地もその中の一つ。この地域は、駅から離れている上、バスの便も少なく車の運転ができないと簡単に外出ができません。住民の高齢化が進む中、次第にコミュニティバスへの要望が高くなっていきました。

 「市営バスで市街地に出るには、片道440円。高齢者夫婦で出かけたら大変ですよ。それに、ほとんどのバスは、小さな病院やスーパーの近くに停車しません」と語るのは、特定非営利活動法人ライフサポート波岡理事長の近藤弘さん。団地の自治会長を務めていた近藤さんを中心に、有志20人が集まり、2005年、コミュニティバスの運行をスタートしました。

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理事長の近藤弘さん
市役所の案内業務中
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3台のコミュニティバス
 「知人に譲ってもらったり、助成金で購入したワンボックスカー3台が毎日フル稼働です」
  一日に5便が、住宅地、スーパー、病院、市役所などを循環。どこからでも乗車でき、自宅前で降ろしてもらえるのもうれしいサービスです。利用者は、一日平均60人。運転は14人のボランティアが交代で担当しています。
 会員は約200名、月1,000円の会費を運行費用に充てています。
 「会員全てがバスを利用しているわけではありません。いずれ利用するときのために会員になっている人も大勢いる。このバスが意義あるものだと認識してくれている表れではないでしょうか」

 行政の財政支援なくコミュニティバスの運行を行うライフサポート波岡の事業は、全国的にも珍しいといえます。
 「もちろん会費だけでは、運営は厳しいですよ」と近藤さん。市から受託した市役所の案内や公園管理業務など収益事業にも取り組み、運営費を捻出しています。
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公園の芝刈り作業
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ボランティアドライバーのみなさん
 立ち上げメンバーは、あと5年は汗水流したいとボランティア活動に意欲的です。
  「課題は後継者。私たちの活動を見て、軽い気持ちでいいから足を運んでほしい。その中から会を担える人が出てくると思います。そのためには、まだまだ頑張らないといけませんね」

特定非営利活動法人ライフサポート波岡 (理事長 近藤弘)
〒292-0814千葉県木更津市八幡台3−18−9
TEL/FAX:0438−36−6900
中央ろうきんでは、06年、特定非営利活動法人ライフサポート波岡「住みよい街づくりにむけたコミュニティバス運行事業」を助成しました。
 
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